早期の治療開始が大切です!
脱毛症の治療で何よりも重要なことは、早期治療です。
ある程度以上進んでしまうと、あるいは相応の年齢になってしまうと、治療に対する反応が鈍くなってしまいます。
抜け毛が気になり始めた時点で、即座に治療を開始するのがベストです。
AGAに関するよくあるご質問
Q: 本当に効果があるのですか?
A:従来の毛生え薬と異なり、プロペシアは「全く効果がない」という方はほとんどいません。成績統計でも、著名改善6%、中等度改善37%、軽度改善34%、進行停止20%で、効果が無く脱毛が進んでしまった方はわずかに2%でした(3年間服用した頭頂部の変化)
Q:どのくらいで効果が出てきますか?
A:公式には半年ぐらいの服用が必要との事ですが、多くの場合、3ケ月ぐらいで効果が現れるようです。効果の兆候として、抜け毛の減少に気づくことが多いです。奥さんがシーツを洗濯する際に、抜け毛が減ってきたのを確認する場合も少なくありません。
Q: 一日の中で、いつ飲めばよいのですか?
A:基本、いつでもOKです。胃腸系への影響も軽微ですので、食前(空腹時)に服用しても大丈夫です。大切な事は、とにかく飲み忘れないことです。「朝飲むことにしておいて、忘れたら帰宅時に飲む」といったようにすると、比較的飲み忘れが少ないです。
Q:20代、30代でが飲んでる人もいますか?
A:若い方からご年配の方まで、幅広い年齢層の方々に飲まれています。20代の方も多くいらっしゃいますし、やはり若い方、進行があまり進んでない方の方が、反応がいいです。お父さんなどからの遺伝が心配で、予防的に服用なさっている場合も、少なくないです。
Q:待合室で長く待つのは、どうも・・・
A:AGA外来に受診の方については、可能な限りお待たせしないよう努めており、ほとんどの場合ご来院後5〜10分程度で診察に入って頂いてます。
Q:最初、受付で何と言えばいいでしょうか?
A:受付で「お薬が希望で来た」とおっしゃって下さい。
Q:保険証が必要ですか?
A:保険証をご持参して頂く必要はありません。
Q:クレジットカードは使えますか?
A:2万円(税込み)以上のお支払いで、クレジットカードをご利用頂けます。
( Visa / Master / JCB / American Express / Diners Club / Discover )
Q:既にリアップを使ってるのですが・・・
A:リアップ、正式な薬品名はミノキシジルですが、これとプロペシアの併用で、相乗的な効果が期待できることが分かっています。むしろ同時使用を、強くお勧めします。当院ではミノキシジルによる治療も行っていますので、来院時にご相談下さい。
Q:他の薬との飲み合せは、大丈夫ですか?
A:現在までのところ、他のお薬との飲み合わせが問題になった事例はないです。ただし、服用中のお薬がある場合は、念のためお知らせ下さい。
Q:他の検査に影響する場合は、ありませんか?
A:前立腺癌の検査で測定される、PSAという項目に影響することが知られています。
プロペシアはもともと、前立腺肥大の治療薬を開発する中で、その育毛効果が発見されたものです。そのため弱いながらも前立腺肥大を、予防することが期待できます。(男性は皆、50代ぐらいから前立腺が肥大してきます。) ただし日本では、プロペシアは前立腺肥大の薬としては承認されていません。米国では認可されているのですが、その用量は5mgです。脱毛症に用いる1mg錠では、前立腺に対する効果は限られるわけです。
Q:1mg錠と 0.2mg錠があるみたいですが・・・
A:1ミリ錠と0,2ミリ錠では価格が変わらないこともあり、0,2ミリ錠はほとんど利用されていません。。
Q:どのような機序で、脱毛症に効くのでしょうか?
A:男性型脱毛症は、男性ホルモンであるテストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変わり、これが髪の毛の細胞内で作用することにより生じます。プロペシアはテストステロンをDHTに変える酵素の働きを妨げることによって、DHTが作られないようします。その結果、脱毛症が改善するのです。
Q:女性にも効果がありますか?
A:残念ながら女性は、服用の対象となっていません。女性も中年以降になると、薄毛に悩まされる人が案外多いのですが、ご主人の髪がプロペシアで復活したのを見て、自分も使ってみたいとおっしゃることもあります。しかし上記で述べたとうり、男性ホルモンの脱毛作用を抑えることで効くわけですから、女性には適応がないのです。